ブルゴスから1時間ほど東に走るとサント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサダという小さな町がある。パラドールに一泊してパンプローナに向かう。
ぶどう畑、ぶどう畑、ぶどう畑の中を走る。ぶどう畑の農道を巡礼者たちは杖をもって西に向かう。我々はバスに乗って東に向かう。 このあたり一帯はリオハ地方。スペインの有名なワインの産地だ。我々はその隣のナバラ地方のぶどう畑を訪れた。門をくぐってからバスで10分走るとやっとワインセラーの建物が見つかった。
フランシスコ・ザビエルもここに滞在してワイン作りをしたという農園サリアである。ワインセラーでワインの試飲をしながらついでにおつまみを食べて昼食にしようという計画である。係りの女性が出てきてまず畑、そしてワインの樽に案内してくれる。
ワインの作り方はどこの国でも同じだ。うんうん、わかった、わかった。次行こ。うん、うん、なるほど。次はテイスティング?お腹がぺこぺこの面々の目つきがするどくなってくる。やっとテーブルに案内してくれた。ワインの試飲というのは通常ワイングラスにちょいと注いで香りを感じ、口に中にワインを転がして味わうものだ。どこの国でもワインのティスティングはそうしていた。 ここは違った。どんどんワインを持ってくる。いくらでも飲んで飲んで。タパス(おつまみ)も来る来る。うれしい限りである。こんな豪快なティスティングは幸せだ。タパスはおつまみ以上のものだった。全部おいしい。一流のコックさんが作ったようなタパスだ。そのワインセラーはつい最近5つ星のレストランも始めたそうだ。それでタパスも5ツ星のシェフが作ったものだ。こりゃ、おいしいわな。ワインがすぐ空になる。次から次へと違う銘柄を出してもらう。一番高いワインだけは栓を抜いてくれなかったので自分で一本買った。53ユーロ。 これはいつ開けるのかと毎日ドライバーに尋ねられた。最後の晩餐まで大切に保管しておいた。ツアー最後の夕食。サンチャゴのレストランはワインの持ち込みを許してくれたどころか、ワインを開けてしばらくおいてくれた。ご主人が「もうついでもいい」とお許しが出るまでは店のサービスのワインでがまんした。そしてみんなについでくれた。750CCを14人で分けて飲むと一人あたりグラスの半分しかない。おいしかった。ほんとにおいしかった。 セニョリオ・デ・サリア レセルバスペシャル2001(ぶどうはテンプラニーリョ、河ベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー) サリアのワインセラーの訪問を手配してくださった関さんに感謝します。
* 関氏はスペインのワインを輸入していますのでサリアのワインを日本でも買えます。http://www.nisseishouji.co.jp/このページのトップへ
Vol. 5 北スペイン 巡礼+αの旅 「スペインはワインだ!!」
6 月 25th, 2006 · No Comments
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